あまりネットビジネスに詳しくない人に「アフィリエイト」と言うと「不労所得が得られる奴でしょ?」「なんだか胡散臭い」などと言われることがよくあります。
「不労所得」とは、働かなくともお金が入ってくることですから、「働かなくともお金が入ってくると思わせて騙して高い教材とか買わせるんでしょ?」と皆さんが眉をひそめるのも無理はありません。そして、その想像は当たらずといえども遠からずです。実際、そういう悪質な情報商材もたくさんあります。
そういう悪質な情報商材を買っても、「サイトを作りましょう」という話に始まります。サイトの作り方なんて、amazonで売られている千円ぐらいの入門書にすら書いてあります。わざわざ何万円もする情報商材で学ぶことではありません。
そもそも、サイトに何を掲載するんですか?素人がサイトを作って、誰かが読みにくるとでも思いますか?あなたにはそんなに文章力があるんですか?魅力のあるコンテンツが作れるのですか?
どう考えても無謀です。あなたにそんな記事が書けるなら、無料ブログで記事を書いて、とっくに読者ランキング一位になって、出版社から「ブログを書籍化しませんか?」という話が来ているはずです。来てないでしょう?(来てる人がいたらごめんなさい。) それで普通なのです。
そりゃ、facebookで何万と「いいね!」をもらえるような人気記事を書ける人であれば、その記事を客寄せに使い、アフィリエイトで儲けることが出来るかも知れません。しかし、大多数の人はそうではないのです。そんな方法でアフィリエイトで収益を上げるのは不可能なんです。
「1日10分で出来る」なんて言葉に騙されてはいけません。あなたが10分でどれだけの文章が書けますか?誰かが感動するような文章を10分で書けますか?そんなことがあなたに出来るならば、中学生時代に文部科学省の作文コンクールを総なめにしているはずです。作文コンクールなんて一度も入選したことないでしょう?(読者のなかに、入選経験のある人がいたら、ごめんなさい。)
また、なんとか自動化ツールと称して、「そのツールを動かしているだけで自動でお金が入ってくる」と謳う情報商材もあります。これもまたインチキです。この話をしだすと大変長くなるので機会を改めて書きます。
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